〜育児中でも見つけられる“私だけの時間”〜
子どもが生まれてから、毎日があっという間に過ぎていきます。
気づけば朝起きて、家事して、育児して、ごはん作って、寝かしつけて、もう夜。
1日が終わるころには、ふーっと座っても、「あれ?今日、自分のために何かしたっけ…?」と思う日が増えてきました。
“自分時間”なんて、今の私には贅沢すぎると思っていたけど、あるとないとでは心の余裕がまったく違う。
この記事では、そんな「自分時間」の大切さと、私なりの確保の仕方について書いてみようと思います。
自分時間がないと、私に起きた変化
子どもとの時間はかけがえのないもの。
でも、それだけで毎日が埋まってしまうと、自分の心のバランスが少しずつ崩れていくのを感じました。
私は、こんなふうになっていきました。
- イライラしやすくなった
ほんの些細なことで感情が爆発してしまい、「なんでこんなに怒ってるんだろう…」と自己嫌悪に。 - 小さなことで落ち込みやすくなった
子どもの寝かしつけに失敗しただけで「私ってダメな母親なのかな」と思ってしまう日も。 - “私”がいなくなったような感覚
「ママ」としての役割はあるけれど、それ以外の自分がどんどん薄れていくような感覚。 - 社会から取り残されたような不安
仕事をしていない期間が約1年あり、社会とのつながりが薄れることで「私は今、何もしていないのでは」と焦る日々もありました。
自分の時間がまったくない生活は、心のエネルギーが少しずつ減っていくような感覚でした。
少しずつ、自分時間を取り戻してみた
このままではしんどいな、と思ったとき、小さなことから“自分時間”を取り戻していくことにしました。
- 夜の30分をごほうびタイムに
子どもが寝た後、あったかいお茶とお菓子を用意して、好きな漫画を読んだり、ただぼーっとしたり。
「今日は頑張った私にごほうび」の気持ちで、ゆるっと過ごすだけでもリセットされます。 - 週に一度、夫にお願いして一人ドライブ
車の中って、完全に“自分だけの空間”。
音楽をかけて好きな道を走るだけでも、ものすごく自由な気分になれました。
途中でカフェに寄ってコーヒーを買ったり、スーパーに一人で行くだけでもちょっとした旅気分。 - 日常の中の“ながら時間”を“ちゃんと時間”に
スキンケアやお風呂、コーヒータイムなども、スマホを見ずに「自分をいたわる時間」として過ごすように。
自分時間があると、こんなに変わった
気持ちに余裕が生まれた
子どもの失敗にも「大丈夫だよ」と笑えるようになった自分に気づきました。
自分自身を大切にしている実感
何かをするためじゃなく、“何もしなくてもいい時間”があることが、心の栄養になりました。
子どもへの接し方がやさしくなった
自分に余裕があると、声かけや受け止め方も穏やかに。
「まずは私が元気でいること」が、こんなにも影響するんだと実感しました。
おわりに:自分に「休んでいいよ」と言えるように
“自分の時間を持つ”って、贅沢なことではなくて、必要なことでした。
ほんの少し自分に戻れる時間があるだけで、毎日はちゃんと変わっていきます。
誰かに「休んでいいよ」と言われなくても、自分で自分に「お疲れさま」と声をかけてあげていい。
忙しいママたちが、少しでも心に風を通せるような、自分時間が持てますように。
まとめ
育児の毎日に、自分を置き去りにしないで。
“ママ”である前に、“私”であることも、大切にしていいんです。
最後までお読みいただきありがとうございました!